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本連載について
本連載は、Amazon KDPにて刊行済みの拙著『PReP MODEL - 現実世界をデザインする -:PRePモデルによる業務レベル設計』の内容を、できるだけ噛み砕いてお伝えするものです。なお、第5回以降は有料記事とさせていただいております。
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ここまで4回にわたって、要求定義の限界や、業務プロセスの記述方法に潜む見落としについて見てきました。実は、これらの問題の根っこをたどっていくと、ひとつの言葉に行き着きます。それは「システム」という言葉です。
「コンピュータシステム」「業務システム」「社会システム」——私たちは日常的にこの言葉を使いますが、あらためて「システムとは何か」と問われると、案外うまく答えられないのではないでしょうか。この言葉の輪郭があいまいなまま議論を進めてしまうことが、実は業務設計やシステム開発の混乱の一因になっています。今回は、少し遠回りに思えるかもしれませんが、「システムとは何か」を丁寧に問い直してみたいと思います。
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前回、ソフトウェアに対する「要求」は、実は業務プロセスという上流の設計から流れ出てくるものであり、要求定義はすでに下流の工程だという話をしました。だとすれば、こう思われるかもしれません。「では、業務プロセスをきちんと図に描いて分析すれば、問題は解決するのではないか」と。
実際、多くの企業では業務フロー図やBPMN(Business Process Model and Notation)を使って業務プロセスを可視化する取り組みが行われてきました。DXプロジェクトの初期段階で、こうした業務フロー図を目にしたことがある方も多いはずです。
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前回、IBMのSystem/360の開発を振り返りながら、優れた設計の現場では要求定義と設計そのものが分かちがたく結びついている、という話をしました。誰かから明確な要求を渡されて始まったわけではなく、「コンピュータとはどうあるべきか」という概念そのものを作り出す過程の中に、要求定義にあたる営みが溶け込んでいたのでした。
この話を聞いて、こう感じた方もいるかもしれません。「それはSystem/360のような、前例のない画期的な開発だからではないか。普通の業務システムの開発は、やはり要求定義から始まるのではないか」と。
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Our Team
私たちは、業務プロセスモデリングの
専門家集団です

博士(工学)
代表取締役
(財)エンジニアリング協会 アドバイザー
PRePモデル考案者

博士(工学)
執行役員
情報処理技術者試験:ITストラテジスト
TOCICO Jonah
マフィアオファートレーナー

執行役員
Our Mission & Work
私たちプレップ・テクノロジーズが提案する「PRePモデル®」は、業務――目的を持って行われる生産的活動――を、管理される情報(データ)の観点から整理して構造的に表現する方法です。
これは業務プロセスを可視化する手法のひとつですが、従来のように「タスク(作業)」観点からプロセスを描くのではなく、業務の中で「管理されている情報」を定義し、それらの関係を構造的に記述するという新しいアプローチです。
この方法により、業務を“意味”の面から深く理解して、構造的に設計することができます。
さらに、定義した業務モデルからは、その業務を支えるシステム要件を、業務とのつながりを保ったまま定義することができます。
私たちプレップ・テクノロジーズは、得られた収益を、PRePモデルを中心とした上流工程技術の高度化に再投資することによって、社会価値の向上に貢献します。

コンサルティング
PRePモデルを基盤としたファシリテーション型コンサルティングサービスを提供しています。
PRePモデルのプロセス構造分析機能によって根本原因を見極め、本質的問題解決をお手伝いします。

PReP Studio
PRePモデルとAIを活用し、業務プロセスの設計から支援システムの構築までを一貫して実現するツールの研究開発を行っています。
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